五十肩ってどうなってしまってるの?

古い年賀状を止めていた輪ゴムが・・・

こんにちは、院長の梶です。

先日、クローゼットを片づけていたら
昔の年賀状などを入れてた箱が見つかりました。

開けてみると、年ごとに輪ゴムでとめています。

なのに、輪ゴムは、ビロ~ンっと伸びてしまい
わいてしまって、ハガキにへばりついてる

もう輪ゴムの機能は果たしません・・・

∗わく・・・古い大阪人くらいしか使ってない言葉
ゴムなどが劣化して、粘ったようになってしまってる様子のこと。
ゴムだけでなく、古い手入れしていない皮製品などが、くっついた
状態になっているものも、わいてる と表現する

関節を支えている靭帯も同じです

 

骨と骨をつないでいるところが関節です。

関節は動くためにあるので、
動きがいいようになるための工夫が
いっぱいされています。

関節を動かす時には、関節をまたいで
ついている筋肉のパワーで動いているのですが

可動域が逸脱しないように、簡単に言えば
関節が脱臼状態ではずれてしまわないようにする
というのが靭帯の役目です。

この靭帯、コラーゲンでできている繊維の束
なのですが、

この輪ゴムのようにビロ~っと伸びてしまうと
関節は、正しく使えないようになります。

五十肩は、肩甲上腕関節炎 のことです

更年期と言われる50歳前後におこりやすい
症状なので、五十肩という俗名が多く広まっていますが
肩周囲の関節炎のことを指しています。

腕が上がらず、服の着脱にも苦労する
痛みがひどく、夜もねむれない

うちにいらっしゃる方でもかなり酷い方も
いらっしゃいます

 

更年期という原因からは、

  • コラーゲンが不足して、靭帯が弱ってしまった
  • 筋肉が衰えているのに、同じように肩を酷使していた
  • 肩を下にひいて寝るなど、肩をいじめていた

という事が考えられます。

これって、更年期でなくてもやっていること

肩の酷使は、姿勢が悪くなって
体幹でなく、腕だけでいろいろな作業を
している。ということです!!

ねこぜになって、PC作業を長時間していると
肩がぎゅ~っとこってきて
手首が屈曲したままかたまり、

腕や肘などに、大きな負担がかかってくるんですよね。

靭帯の材料も大切です

もうひとつのコラーゲンは、
みなさんメッチャよく知っているものです。

肌の弾力を作ったりしているので、
お肌のしわやたるみにコラーゲンの注射をする
美容整形がありますよね(^^)

変形性膝関節症の処置にも使いますね。

良質なたんぱく質であるコラーゲンは
人のカラダをつくる大きな材料で、
約30%は、このコラーゲンでできています。

栄養バランスが崩れて、良質なたんぱく質を
吸収させるビタミンやミネラルが不足すると
このコラーゲンが不足することになります。

つまり靭帯の材料がないので、
靭帯の新陳代謝がおこなわれず
劣化していって、弱くなってしまいます。

それって、
ビロ~っと伸びて、わいちゃってる輪ゴム
と同じようになってるやん!

無理して使っている肩が、正しいところでなく
ずれたところにいきやすい。

まして、横向いて毎晩寝てて、
関節を逸脱させ続けてしまったら・・・

横向き寝
こんな眠り方だと、
骨盤や股関節も・・・
 

関節の位置を正しくしたあとは

関節の位置を正しいところへ誘導するのが
宙soraの骨調整です。

ですが、関節を支えている靭帯という
コラーゲンの繊維束が、修復するのは、

あなたの努力が必要です。

伸びた靭帯がちゃんと元の状態にもどるには
一定の日数が必要です。

逸脱した使い方
無理をかけた使い方
をやめて、休息すること

靭帯の材料となるコラーゲンを
しっかり吸収できるように、
栄養バランスを整えること

酷くしてしまった時は、それなりの時間が
かかります。

それは、カラダと大喧嘩しちゃったってこと

しっかり仲直りしていくには
ちゃんと思いやって、養生することが
一番大切なことです。

 

今日もカラダと仲良くお過ごしください。

 

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