- 腕を上げると痛い
- 指が痛い
- 首が痛い
- 膝が痛い
- 足の付け根が痛い
- 腰が痛い
など
これらは、全部関節で痛みがおこっています。
関節
ここでちょっと解剖学のお勉強
骨格というように、カラダは骨で形を作っています。
人間の骨は、約206本あり、骨と骨のつなぎ目が関節といいます。

関節は動くためにあるので、ピッタリくっついていると、動きません。
ですから、一定の隙間があり、動く方向がそれぞれ決まっています。
いつもお話するのですが、膝は一定方向にだけ動かす仕組みです。
後ろにまっすぐ曲がるという動きです。
前には絶対曲がらないし、横に曲げることもできません。
ですが、正座ができるということは、後ろに曲げるのには二つ折りにできるということで、この動きのためには、大きな隙間が必要ということです。
腕の骨の先は、丸い球体で、肩甲骨の先にある小さなくぼみに、ちょこんと乗ってるような関節をしています。
ゴルフをされる方は想像できるかと思いますが、最初ショットするときに使うティーとボールの関係ににています。

小さな受け皿にボールをおいているって感じです。
肩甲骨側がティーの役目ボールが腕の骨の先端です。これがずれるとボールが乗っかりませんよね。しかもこのボールがティーの上でスムーズに転がるような仕組みになっているのが、腕の関節です。
動かすための隙間にあるもの 周りにあるもの

骨を動かす原動力は、筋肉です。筋肉は血流をはじめ循環からエネルギーを発生させて、効率よく関節を動かすために、片側が伸びて片側が縮むことで動きます。
そして、その動きがスムーズであるために、水は大きな役割をしています。
筋肉繊維の間や筋膜繊維に存在する水は、繊維の滑らかさや癒着予防、ねじれ予防になっていますし、関節包(関節を包む膜)内にも水がしっかり含まれていて、その循環のお陰で、歪みを防止し、歪みを回復させることになっています。
また、関節の一定距離を保つため、ズレの予防するための靭帯や腱なども水を含ませた膜に覆われていて、動きに伴う刺激が、無駄に神経を刺激しないようになっています。
関節の痛み
ヒトのカラダはとても不思議で、すごい作りになっているな〜っといつも感心します。
その中で痛みというのは、カラダからのメッセージであるということです。
カラダの機能を理解して、カラダに感謝をし、労う機会というのことになります。
関節での痛みは、水の存在と大きく関係します。
関節やその周りの水がしっかり存在して、循環しているならば、その循環のチカラで自分で自分を治す、自己回復力、自己治癒力が発揮されます。
しかし、その水が不足している、また循環していないとなると、だるさになり、むくみになり、ねじれや歪みが発生したままになって痛みが発生します。

あなたの痛みは、あなたのカラダからのメッセージです。
あなたに何を伝えようとしているのでしょう?ちょっと耳を済ませてみてください。
ホルモンの働き
さて、女性のカラダは、一生の間に何度も変容するように作られており、その変化がスムーズになるように、水分をたっぷり含んでいる柔らかいカラダが特徴です。

そして、その特徴を作っているのは、他でもない『女性ホルモン』の存在です。
女性ホルモンは女性のカラダを司っているとも言えるものですが、体内の水に関しては特にホルモンが大きく関わっています。
生理前にカラダがむくんで、だるくなったり、眠くなったりするのは、ホルモンの働きで体内の水分量が変化しておこることです。
毎月のホルモン変化でも体調が変化しているのですから、年代での変化はじわじわと確実に体調を変えていってます。
プレ更年期以降、ホルモンは減少していく
女性ホルモンは一生かけての大きな変化もあります。
妊娠出産のための女性ホルモンは、その役割の年代が終わりに向かうと自然に減って行きます。
カラダの大きな変化(妊娠や出産)が必要でなくなると、水分も減少していくのです。
筋肉の水分、関節内の水分も同じで、たっぷりの量と循環率は、どうしても下がってしまいます。つまり可動域が減る、回復力が減るということなのです。
カラダと仲良くする
だからこそ、カラダの声を聴き、正しくカラダを使ってあげる必要があります。
また、減っていく女性ホルモンの無駄使いをしていないか、代わりに働いてくれるホルモンの生成を阻害していないか。
カラダは食べたものでできています。
必要な水分も口にした水や食品の水分と関係していますし、骨も筋肉もホルモンもすべてあなたが口にしたものを材料にして作られています。
ホルモンはコレステロール、脂質からつくられますが、肝臓がコレステロールの生成に関わっています。
肝臓が元気で働くためには ビタミンB群 タンパク質ももちろん必要です。でもそれらの栄養素が、素直にその機能を働かせるために活用できているか?食を考える時にまずは、邪魔者を多く紛らわせていないかということ。
農薬や化学肥料で育てられた食材は、栄養価が落ちているのは、よく言われていることですが、なぜだろうと考えてみたら、食材が栄養を豊富に育つことを阻害しているからではないかと思うのです。
ということは、ヒトでも同じで添加物をはじめとする化学薬品は、健康維持に必要な栄養の消化吸収を阻止してしまったり、添加物などのカラダに不要なものを排泄するために使い切ってしまって、肝心な健康のための機能を働かせる分が減っているのではないか。ということです。
腸活を考える時、その答えをカラダに聴くという方法が一番身近で一番納得できるものではないかと思っています。
腸活セミナーやります
お題は、『関節と腸活』
女性に多い関節の痛みがホルモンと密接に関係していること
そして、ホルモンバランスを整える、肝臓をはじめとするホルモンの材料を生成するとこから元気にするための腸活をお話します。
女性の笑顔とLOVEの応援のカラダの健康の全体像と言えるお話です。
今回は大きな枠としてのお話になりますが、「木を見て森を見ず」というように、部分部分の対処療法的なお話をしても本当のカラダの声が聴こえて来ない。
女性のカラダのために、プレ更年期以降の女性のカラダをいたわり、カラダと仲良くするために、ぜひ全体像をざっくりと把握ください。
『関節と腸活』リアルセミナー
日時 7月21日(海の日)11:00〜12:30
場所 ひらかたレディース整体 宙sora
定員 10名
参加費 1500円 (参加当日お支払いください 各種決済可能)
(終了後 ランチ座談会も行います。こちらも参加の方はお弁当代別途(1500円)必要です。)
お申し込み締め切りは 7/20(日)夜8時まで
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