耳鳴り、どこから?

「なんか先週あたりから、耳がワンワンなってるんです」

こんにちは
院長の梶です。

 

どこから?シリーズ

 

今回は耳鳴り

昨年10月から1年間
超有名な三澤先生の講義を受けに
月イチ東京へ通っています。

 

今月は、目、耳、鼻

 

という器官についての講義。

 

耳の説明を聞いていて、

 

AHA!

 

どうして耳鳴りがおこるのか
どうして、加齢による耳鳴りは難治なのか

なんかわかったんです。

 

もちろん、医療的なことじゃなく
(その分野はお医者さまです)

骨格のバランスなどのところからです。

 

耳のつくりはとっても繊細

 

耳は、顔の横にありますが、
側頭骨という頭の骨のひとつに
穴があいているカタチです。

 

頭の骨は、ひとつのものではなく
28個の骨が縫合という継ぎ目で
つながっているものです。

 

そのひとつが側頭骨という両脇に
ある骨です。

 

模型を見るとわかるのですが、
ちゃんと耳の穴があります。

 

 

外耳といわれる耳の入り口は
空洞の穴になっているのは、
みなさんご存知で、

 

その突き当りに、鼓膜があります。

 

鼓膜の奥も空洞ですが、(中耳)
膜で仕切られているので、

 

外気圧との差ができると
鼓膜が破けてしまったりします。

 

飛行機の離着陸の時に耳が痛くなるやつです。

 

 

そこで、のどへの抜け穴(笑)が開いて
気圧調整ができる仕組みになっています。

 

飴なんかを食べていることやあくびをすることで
キーンとなるのを防ぐのは

 

この中耳と咽頭につながる耳管という
抜け道を通すという意味です。

 

そして、その中耳に鼓膜の振動を伝える
小さな耳小骨というものがあります。

 

 

実際に聞こえるのは、その奥にある
内耳というところにある、

 

カタツムリの
ようなカタチをしている蝸牛というリンパ液
が満たされた器官

 

 

その蝸牛に、耳小骨は

ちょうどレコードにレコード針を
おとすように

そっとつながって

聞こえた音を中のリンパ液に
響かせているというつくりです。

 

ミソは空洞とリンパ液

 

音が聞こえる構造は、まさに
昔のレコードで音楽を聴く構造です。

 

鼓膜が音で振動し、その振動の大きさを
耳小骨が調整して、

 

小さな針をレコード盤に落とすように
蝸牛のリンパ液にそっと伝える

 

蝸牛の中で音の渦巻き状にある液を
つたわり液の中の毛のようなものが

 

それぞれの振動(高、低音など)を
とらえて、神経に伝えるという仕組み。

 

つまり、振動を伝える鼓膜や
レコード針の役目の耳小骨がある

 

空洞とその気圧

 

神経に伝達するための

 

リンパ液

 

がとっても大切な役割をしているとわかります。

 

 

姿勢が崩れてくると

 

カラダの中で頭が一番重いです。

 

それをてっぺんに置いて
二本足で立っているというのは、

かなりのバランス良くしないと頭がこけます(笑)

 

つまり、頭の重さを

首だけ、肩だけで踏んばって持たないと
いけなくなります。

 

首、肩まわりは、頭を支えるだけでなく
栄養や神経の出入りの重要な役目もあります。

 

姿勢が崩れてくると、肩こりがおこります

 

肩こりは、肩まわりの筋肉の緊張くらいなら
しっかり休息すれば、自分で回復するでしょうが

 

胸郭といわれる肋骨のザルとその上にのってる
肩甲骨、鎖骨や腕などの骨格レベルでの動きの
制限がかかると

 

簡単に回復することができず、
疲れがたまってきます。

 

 

骨格の動きの制限は、ゆがみにつながり
頭の位置は、傾いてきます。

 

耳のつくりでいうと

 

音を伝える空洞の気圧が不安定

 

リンパ液の代謝が落ちる

 

簡単にいうと、耳自体が肩こり状態です。

 

音は伝わりにくくなり(加齢)
空洞の気圧が不安定なため、

無駄に耳小骨がその気圧を響かせる

 

中の気圧の調整は耳管という咽頭に
つながっている抜け道なのですが、

 

頭の傾きは、うまくその道を確保できない・・

 

だからワ~ンって音がなっている・・

 

ということになります。

 

年齢的な耳鳴りが治りにくいのも
このことなんだと思います。

 

どうしても、年齢を重ねると、
カラダの水分量が減るので
蝸牛のリンパ液の代謝がおちて

 

中の毛のような(聴毛)が、
不安定に揺れているため

咽頭との抜け道の耳管のふたの
動きが悪くなって、気圧が不安定のまま

 

ということでおこっているのでは
ないかと思われます。

 

胸郭出口を解放する

 

耳鳴りでいらっしゃるかたの共通は

 

ガンコな肩こりがある

 

ということです。

肩甲胸郭、そのなかでも
胸郭出口と言われる、

 

肩と首のつなぎ目あたりを中心としたところ

の施術をするとかなり楽になる方が多いです。

 

 

ですが、ほとんどのかたが
長年積んできた間違った姿勢

つまり・・・

 

くせ

 

ですから、その場で少しマシになっても
また繰り返すことが多いです。

つまり、
正しい姿勢のくせをつけること

 

を頑張る必要があります。

 

 

宙soraでは、姿勢指導ももちろんしています。
お困りのかたは、ぜひご相談ください。

 

 

今度私梶が、『Mbsコミュ』という
コミュニティーをつくりました。

健康を趣味として楽しむ、仲間づくり

カルチャーでいろいろお伝えしていきます。

 

今日も笑顔とLOVEで
カラダと仲良くお過ごしください。

 

 

……………………………………

カラダがシュッとココロがふんわり
身体も心もほぐれる整体サロン

【ひらかたレディース整体 宙sora】

電話 072-807-8184
「ホームページを見て・・」とお電話ください。

枚方市新町1-9-6 松浦枚方ビル6F
(関西医大枚方病院 連絡橋ビル)

トップページ
はじめてのかたへ
施術の流れ
お客様の声
治療家のかたへ

痛くない、小顔矯正!
5年後にも今より5年若いお顔に

【umi美海】
https://www.mbs-sora-umi.com/

pmsの頭痛についての本です。
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4865702334/ref
…………………………………………

 

 

コメントを残す

CAPTCHA



コメントは管理者による承認後に表示されます。

関連記事



TOPへ